ベスタの大森です。
4月を迎え、新学期が始まりました。
新年度と言えば、クラス替えなどもあり、
お子様を取り巻く環境も大きく変わります。
私も思い起こしてみれば
「どんなクラスだろう」
「誰が担任の先生になるのかな」
「仲のいい友達と同じクラスになれるかな」
などと不安を感じながら、
毎年不安や期待の入り混じった気持ちで迎えていました。
休み明け(特に4月)は、
お子様にストレスがかかりやすくなる時期です。
毎日通う学校とは異なり、塾は人にもよりますが
数える程度の回数と時間しかお子様と顔を合わせることができません。
ただ限られた時間であっても、
表情や発する言葉などは注意深く見守りたいと思います。
保護者様も「ちょっと顔色悪いな」と思ったら、
教室までご連絡ください。
私たちも少しでもお子様のフォローをしていければと思います。
もちろん常に元気いっぱいのお子さんも、いるかと思いますが、
元気な子供でも意外とストレスを感じているものです。
先入観は判断を鈍らせますから、フラットな状態でお子さんと接するように心がけていただければと思います。
私たちが、お子様の変化やストレスに気付くためのアンテナを立てておくべきポイントは、
以下のようなものがあります。
・普段遅刻(欠席)しないお子様が遅刻(欠席)する
・あいさつや返事などに元気・覇気がない
・ぼーっとしている
・ため息をよくつく
・目に生気がない(うつろ)
私たちが気がつくこうしたサイン以外にも、
常にお子様様子を見ている保護者様だからこそ、
ちょっとした変化に気づくものがあるかと思います。
もちろん、精神的なものではなく、
単に学校が始まったことで体力的に疲れているだけのこともあるでしょう。
それでもちょっとした変化があればお早めにお知らせください。
それと、今年度からの大きな変化として、
マスクの着脱問題もあります。
この新学期からは、学校でのマスクの着用は
基本的に任意となります。
「やっと外せた!」というお子様も多いと思いますが、
一方で「マスクを外すのが怖い」
「マスクをしていない人と話すのが怖い」
というお子様も一定数いるかと思います。
時間をかけて外すことに慣れていく必要があるお子様も多いはずですが、
いきなり学校の授業で、マスクなしで一斉に歌ったり、給食をみんなで食べたりすることに
馴染めない場合もあるかもしれません。
そもそも、これまで3年もの間、マスクをするのが当然の世の中でしたので、
外すことへの抵抗を感じる人がいるのは当然です。
同じ3年間でも、その長さの感じ方は大人と子どもで大きく違い、
子どものほうが、同じ期間でも体感的には長く感じます(ジャネーの法則)。
こうした違いも、ストレスを増長させ負荷をかける要因となりますので、
気をつけておきたいところです。
なお、弊塾のスタンスとしては
「マスク着用が任意となっても、しばらくの間教室内ではマスク着用をお願いする」
としています。
また、マスク絡みで、新学期に向けて参考になる記事があったのでアップしておきます。
【マスク外したくない理由は〜子どもの心にくわしい専門家に聞きました〜】
https://command-ex.com/L3926/b579/106102
【「基本マスク無し」の新学期 学校生活で気を付けたいことは?】
https://command-ex.com/L3926/b579/116102
【「新学期の登校辛い子」にぜひ試してほしい3行動〜1人で我慢はダメ〜】
https://command-ex.com/L3926/b579/126102
やはり、3年もコロナ禍で生活していた子どもたちは、
私たちが考えている以上にストレスがかかっていると考えるべきでしょう。
保護者様には
「新学期は精神的に疲れやすい時期です。
自宅ではしっかり食べて、
出来る限りゆっくり休ませてあげてください」
とお伝えしたいと思います。
皆さまのご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。