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学力を高めるには小さな一歩を積み重ねること


小さな一歩が学習には大切


 

心理学の研究によると、

人間のモチベーションに対して最も効果的なのは

「前に進んでいる」という感覚だそうです。

 

モチベーションは成功に欠かせない要素で、

「小さくても前進している」という手ごたえがあれば、

未来の成功を信じられるようになってきます。

そして、そのまま進みつづけようという力に変わっていきます。


人の意欲を高める主要因とは

 

「ハーバード・ビジネス・レビュー」の有名な記事

 

「モチベーションとは何か」のなかで、

 

心理学者のフレデリック・ハーズバーグは

 

人の意欲を高める2つの主要因が

 

「達成」と「達成が認められること」

 

であると説いています。

 

 

 

もっと最近の研究では、日々のささやかな進化こそが

 

やる気を引き出し、高いパフォーマンスを

 

可能にすることが理論づけられました。

 

 

途中で勉強を挫折してしまう人で多いのが、

 

「新しいテキスト、参考書、新しい学年、

新しい学校、新しい塾が始まったら、

一気に状況が変わる。学力も向上する」

 

と思っている人です。

 

 

 

こういった方はすべての成功者が

 

運や能力、機会、場所などの外の要因、

 

働きかけによって、とんとん拍子で

 

成功者への階段を駆け上ったと本気で思っています。

 

 

もちろん中にはそういった方もいるかもしれません。

 

 

 

しかし、ほとんどの成功者はコツコツとした日々の努力と、

 

想像を絶する失敗を重ねているものです。

 

 

 

それを想像できずに、ちょっと頑張っただけでしただけで、

 

「どうしてこれだけ頑張っているのに成績が上がらないんだ!」

 

「本当はこのテキストでは成績が上がらないんじゃないか…?」

 

「もっと楽に学力が上がる方法はないのか…?」

 

といった思考になってしまうと、

 

自ら成長の芽を摘んでしまうことになります。

 

 


学力向上者になるためのプラチナルール


成功は次の成功を生み、

 

やがて飛躍的な”達成”へと繋がります。

 

 

これは、学習でも大人社会でのビジネスでも同じです。

 

 

大きな進歩を望むなら、日々何度も繰り返す

 

小さな行動にこそ着目しましょう。

 

 

小さな改善を地道に繰り返すことが”成功”に繋がるのです。

 

 

そしてこれは「人生の成功体験」につながり、

 

さらには「学力向上者になるためのプラチナルール」である、

 

「他人の成功を使って自分の学力を上げる」という

 

ステップにつながるわけです。

 


学力向上とは小さな一歩を繰り返すことで到達するもの


学力向上とは大きな一歩で到達するものではなく、

 

小さな一歩を繰り返すことで

 

到達するものだということを忘れないでください。

 

 

 

実際、もし今英語が40点50点の人から見て、

 

「英語のテスト90点」が遠い目標に見えたとしても、

 

 

「60点」に上がった時点で、急に現実味を帯びて実現できる気がしてきますよね。

 

 

 

実際ノウハウ的な観点から見ても、60点のステップに到達できれば、

 

 

あとはきっかけ次第で一気に80点台に上昇するタイミングが来ます。

 

 

 

もちろん、80点を最終目標として設定していて、

 

 

「そこへ到達するまでには数々の試練を乗り越える必要がある」

 

 

と理解している人はそれでいいのですが、

 

 

多くの方は向上するために必要な自分の考え方や勉強方法に対して、

 

 

計画が壮大過ぎて途中でくじけてしまいます。

 

 

 

「最初からすごいことをやろう」

 

 

と思ったが為にこうなるのです。

 

 

 

 

だから、最終目標に達成するためには、

 

そこに到達するための小さな、細かな目標を設定し、

 

地道にそれを達成するようにしてくださいね。